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熱電対とは

2種類の異なる金属線を接続して1つの回路(熱電対)をつくり、2つの接点に温度差を与えると回路に電圧が発生するという現象がおきます。 これが1821 年にゼーベックによって発見されたため「ゼーベック効果」と呼ばれている現象であり、熱起電力として取り出した場合、組み合わせる金属の種類と両接点の温度差には依存するものの、構成する2つの金属の形状と大きさには関係性がないことから、この現象を利用して多くの温度検出端が開発されました。
一般に、この現象を利用した温度検出端のことを「熱電対」といいます。
ゼーベック効果

八光熱電対HT シリーズ

シース素線メーカーだからできる柔軟な対応
信頼の温度センサー

豊富なバリエーション
熱電対種類、シース材質、端子の種類など豊富にそろっています。シース熱電対の場合、シース外径はφ0.25 ㎜の細径から、φ12㎜まで製作可能です。また、保護管タイプ・デュープレックスタイプなど、特殊形状熱電対の製作もいたします。用途に合わせた最適の熱電対が選べます。

極低温から高温まで
測定できる温度領域は、極低温の-269℃(金・鉄-クロメル)から高温では1600℃(白金・ロジウム - 白金)と、広い範囲をカバー。接触式の温度センサーとしては最も高い温度で使用できます。

抜群の耐久性
シース材質は、耐熱、耐食、耐圧、耐衝撃性に優れる SUS316、NCF600 の 2種類。更に保護管としてセラミックパイプおよびチタンも製作が可能です。

HT-20型

HT-20型
熱電対素線は補償導線とスリーブないで接続され、エポキシで密封しています。
もっとも標準的なシース熱電対です。

HT-50型

HT-50型
開放型端子箱を装着した、簡便に使用できる熱電対です。シースタイプと保護管タイプがあります。

HT-60型

HT-60型
金属製密閉型端子箱を装着し、計測上の取り扱いを簡単にしています。シースタイプと保護管タイプがあります。

HT-100

HT-100
スプリングによりシース先端部を測定対象に圧着します。ホットランナーやモールド金型の温度制御に最適です。シースタイプと保護管タイプがあります。

HT-110

HT-110
メネジを切った装置に、シース先端部をねじ込んで使用します。ホットランナーや射出成型機のシリンダーに直接ねじ込んで使用できます。シースタイプと保護管タイプがあります。

HT-120

HT-120
パイプ状の配管または、ノズルなどの表面温度の測定に適しています。射出成型機のシリンダーやノズル、マニホールドでの使用に最適です。シースタイプと保護管タイプがあります。

HT-130

HT-130
ホットランナーやモールド金型などの狭いスペースに最適の温度センサーです。

HT-140

HT-140
被覆熱電対の先端に丸型圧着端子を装着しております。
ホットランナーやモールド金型などの狭いスペースに最適の温度センサーです。

HT-150

HT-150
被覆熱電対の先端にフォーク型圧着端子を装着しております。
ホットランナーやモールド金型などの狭いスペースに最適の温度センサーです。

HT-160

HT-160
ローコストタイプの保護管付ねじ込み形熱電対です。

HT-170

HT-170
ローコストタイプの保護管付熱電対です。

HT-180

HT-180
真空用シールフランジ付熱電対です。

HT-190

HT-190
真空用フランジ付熱電対です。

HT-200

HT-200
真空用ハーメチック碍子で完全密封した真空内にすべて挿入できる熱電対です。
電熱器総合カタログ
電熱器総合カタログ2024-2025版 ダウンロード(PDF36MB)